真面目に書きます。
東京時代から「中華と一緒にワイン」を世に広めることを一つの目標にしてきました。
まだまだ浸透していないからこその楽しみ方があります。
イタリアンやフレンチではこの料理にはこのワインというお手本の組み合わせが既にあり、
最近は和食でも白ワインを合わせる人も増えてきています。
しかし、中国料理は4000年の歴史といえどもワインと合わせることはまだまだ一般的ではなく、
世間も中華にはビールでしょ、紹興酒でしょという風潮です。
確かに紹興酒やビールは中華料理全般、どんな料理にも合いますが、ワインは料理を選びます。
前例がないからこそ、自分でこの料理にはどこの国のどんなワインが合うかなと考えるのは面白いものです。
あまり話題にはなりませんが中国のワイン生産の成長は著しく、2015年時点でワイン生産量はチリに次ぐ6位、
ワイン用ブドウの栽培についてはスペインに次ぐ2位となっていて、50年ほど前のアメリカを思わせる勢いになってきています。
中国産というだけで敬遠されがちですが、フランスやイタリアなど外資が入ることにより質も良くなってきています。
また、日本への輸出も始まり、これから中国ワインを目にする機会も多くなることでしょう。
生産量が増えれば消費量も増える。
各国との交流で中国料理が変わってきたのと同じように、中国ワインと中国料理の発展でさらに中国料理の可能性が広がることを期待しています。
前置きが長くなりましたが、光琳のワインリスト更新しました。
気まぐれ赤、白ワインは季節、気分で選びますのでお楽しみに!
その他ボトルワインは中華に合いそうなものをそろえています。
リストにないものもあります。
ワインがよく分からない方も、お気軽にご相談ください。
また、ワイン初心者にも楽しめるワインベースカクテルや、香辛料と季節のフルーツをワインに漬け込んだ
チャイニーズサングリアもおすすめです。
光琳に来たらぜひ1杯、ワインはいかがですか?